今日は昨日の明日

つばめさんの小さな一日

今時の若者は我慢を知らない?むしろ辞めちゃいなよって思う話。

ちょっとサボりぎみでしたが仕事もプライベートも少し落ち着いてきたんでまたブログ書きます。

気づけばもう春です。
関東は桜も満開っていうかもう散り始めてるし。

4月は新入社員をそこらじゅうに見かけるわけですね。
どこかキラキラしているような若々しい彼らを見て僕はよく思うんです。
「ああ、この人たちは学校から社会に出て、これから散々打ちのめされてどん底気分を味わうんだろうな…」
ん、性格悪いか。いやでもたぶん実際に起こることさ。

面白い傾向があって、
新卒の約3割は3年以内で辞めていくんだとか。

 


既に社会人なら聞いたこともあるでしょう。

 

更には、3年以内で辞める約3割のうち、
1年目が13%、
2年目が10%、
3年目が9%で、
数ポイントの誤差はあれどこの数字の傾向は毎年変わっていません。
少なくとも、平成8年以降の統計です。(※厚生労働省



面白いと思いませんか?

ここ20年でも着々と少子化が進んでいるにも関わらずです。
学生の絶対数は減っているんです。
それに加えて経済不安からか、相対的に大学生の割合は年々増えています。

でも結果的に20年前も今も、就職3年で離職3割に落ち着くんですよね。
不思議。


さて統計とか小難しい話はここまでにして、本題。

「今時の若者は我慢を知らない」
こう唱えるオジサン達…どこにでもいますよね。

本当にそうですか?
確かに我慢を知らないってのは否定できません。
僕も我慢強いですとは胸張って言えないよ。
でも、今時の若者限定ですか?
それって、都合良すぎやしませんか。
貴方が”若者”だったときも、そうやって言われてたんじゃないんですか?

おまけに”ゆとり世代”ですか。
恐縮ですがゆとり世代は望んでゆとりになったわけではありません。
ゆとり教育という方針を出したのは政府だということお忘れですか。
僕らは貰えない年金を払い続け、そのうえで個人型年金を運用しなくちゃいけなくなります。
これからの”ゆとり世代”は、貰い逃げ(勝ち逃げ)できる世代です!

若者を罵る事に一生懸命な人は、当然ながら若者には嫌われます。
でも、こんな人も現にいます。
「今時の若者は大変だよなあ。俺ら若いころは平日でも夜の街いって二日酔いで仕事したぐらいだ。それが今のは残業ばっかで薄給だし遊びにも行けねーよな」
こう言う人は、ちょっとした若者目線でも見てくれてると実感しますし、そういうところから若者に慕われていきますよね。
というか人として憧れるし尊敬できます。


さて早く辞める人のうち、たとえば入社して数ヶ月もしないで辞める人がいます。
というか僕の働く会社でつい最近ありました。
顔も合わせたことないのに辞めてたという実話。
知らんうちに入社してて知らんうちに退社。

たぶん、忍耐力が相当欠けてるんだと思います。
たぶん、一時的に感情的になって思考できない人だと思います。
これは自分を変える努力をしないうちは環境を変えてもダメなパターン。
次の会社もすぐ辞める。

でも僕が思うにはもう1パターンあって、今働いている会社はどんな実態なのか見極めるパターン。

業績。右肩下がりなら先は暗い。仕事は増えるが業績は悪化している。
社長の方針や考え方。人当たり良さそうにしてるが実は人を安く扱き使いたいだけなのだと、具体的な事実のもとに知ってしまったとき。
上司。顔は暗い、愚痴話なら盛り上がる、常にイライラ、なぜか貧乏そして先輩の手取りを知ってしまったとき。目の前にいる人は未来の自分。

とまあネガを見つけたぶんだけこれから先を考えると厳しくなってくる。
それは職場環境によってさまざまあるだろうけど、上に書いたのは大きな決め手になりそうです。


感情的パターンと違う点は、先を考えているか。
ひと昔まえの大部分の会社はまだ良かっただろう。
ネガがあっても、ハイハイと返事と我慢だけはして相応に年をとれば、相当するそれなりのポストにつけたわけです。
でも今はもっと厳しいと思う。
部長、課長、係長、班長、主任、副主任なんでもいいけど
イスが全部埋まってる状態で、イスが空く予定もないなかで、
ぼくらはイス取りゲームをやらされるわけだから。
更にはイスの周りをぐるぐるしているといきなり蹴飛ばされて脱落みたいなのもありうる。
新聞・コーヒー付きのイスに座らないかぎり、いつものようにサービス残業平常運転です。

このまま我慢してやっていくか、
それが早くて1年、普通は2年もあればどういう会社か見えてきますし、どんなに遅くとも3年あれば会社の本当の姿が判るでしょう。

著者の城 繁幸さんは「逆に今の若者こそ悩み、先を考えているということ」と言ってましたがこれについては共感します。
もちろん離職者全員に当てはまるわけではないという前提ですね。

つまり昔のほうがよっぽどウェーイwなのだ。
ハッキリ言って僕は、何かあったらとりあえず飲みに行こうという風潮が理解できないのです。苦手。帰る。

そんなぼくも卒業から年ばっか喰っちゃって情けないことこの上ないのだが、とりあえず現在の職は収入がちょっと良くなった反面、心身共に過去一番キツイ状況であります。
でも過去一番に辞める理由が少ない。

感情的になって後に自分の首を絞めるよりは、
感情はひとまず殺して努めて冷静に客観的に考えて会社と自分自身に向き合ってみてほしい。
その上で合わないと判断したとき、我慢や忍耐の先に何も見出せないと判断したとき、転職すればいいと思う。