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凡人オズの徒然ブログ。

格安でスマホを運営する基本的な話、SIMカードとMVNO

格安SIMカードとかってちょっと前まではネット販売がメインだったものが、最近では家電量販店でも店頭で販売するようになってきて、身近でよく見聞きするようになりました。

 

そもそもSIMカードって何?な人もいれば、

SIMは分かるけど格安のやつは大丈夫なのかまだ不安で手が出せない、ってな人も多いと思う。

そもそもキャリアこそがステータスであり、格安は他人に変な印象を与えてしまいそう、と周りを気にしちゃう人も少なからずいるはず。

 

でも、格安のサービスは世の中どれもそうだけどメリット・デメリットがあるので

それを踏まえた上で格安SIMの選択肢もあるという事を書きます。

 

僕自身困ったこととか経験談を少し含めて掘り下げていきたいと思います。

 

 

 

 

そもそもSIMってなに?

SIMカードはモバイルデバイスを使って通信するために必要なカードです。

Subscriber Identity Module。

「サブスクライバーアイデンティティ・モジュール」の略で、直訳すると「著名・身分証明・部品」ってとこで、つまりこの部品は「使用者はあなたですよ」という固有のデータが入ったものになります。

運転免許証やETCカード等といったICカードみたいなものだと思えばイメージしやすいでしょう。

 

 

SIMの役割

 

モバイルデバイスに挿入して使用されますが、これには契約者の個人情報および通信の契約情報を含んでいます。

契約には、

  1. 月に3GB・これは7GB通信できますよ、等のデータプラン(データSIM)と、
  2. 5分かけ放題・これは通話無制限です、等の音声通話プラン(通話のみのSIM)があり、
  3. 上記2つを合わせて通話もデータ通信も可能なプランがあり、これが一般的です。

(1と2を分けて使用している猛者もいます。昔は2台持ちや今ではDSDSなど。)

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MNO(キャリア)とは?

MNOとは、モバイルネットワークオペレーターの略で、移動体通信事業者のことです。

移動体通信っていうのは、携帯電話やPHSなどの携帯できる通信機のことですね。

その事業者ということなので、日本だとdocomoausoftbankの三強がMNOになります。

キャリアと呼ぶ方が馴染み深いかもしれません。

この三社がそれぞれ独自の回線を持っています。

 

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MVNOとは?仕組みは?

対してMVNOとは、モバイルバーチャルネットワークオペレーター、仮想移動体通信事業者のことです。

MNOの名前に、仮想(バーチャル)が追加されています。

MVNOは後発の通信事業者です。

回線を提供していますが、その回線はMNOの一社から提供を受けたものです。

簡単に言うと、回線の又貸しです。 

 

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MNOの太い回線からMVNOはそれを小分けにした形で回線を借りてユーザーに提供するというもので、MVNOとしては自社の回線を持つことによる維持費および電波棟設置費が発生しないためユーザーには格安な料金で提供できるというビジネスモデルになります。

ですが、これには落とし穴があります。

 

 

格安の裏側

小分けにされて細くなったレンタル回線のため、実際には通信速度が遅くなるのです。

更には、格安だからと契約者が爆発的に増え、ネットの利用が集中する昼や夕方には細い回線がパンクしかねないのでMVNO事業者が時間帯制限をかける事態にまで陥っています。(速度を絞ると表現されます。)

 

ここで問題なのが、絞る時間帯はMVNOの独断であり何時から何時までは通信速度制限を設けますよ、という公表がないことです。

言い換えれば、常に絞っていてもいいわけです。MVNO業者にしてみれば。

格安につられて増えていくユーザー、ユーザーが増えることによって圧迫される細いレンタル回線、回線をパンクさせないように速度を絞る。

絞らなくても絞っても、発生する月額料金は一律で、全ユーザーから徴収する。

公表している速度はベストエフォート(理論的最高速度)であり、実効速度がどれぐらいなのかは明記していないし保証もしていない。

当然、詐欺にもならなければ法的アウトにもなりません。

「ここは時速300キロで走れる高速道路だけど、ウチらの都合で80キロ制限とか40キロ制限とか制限かけちゃうよ~、でも高速料金はちゃんと払ってね~」ってな感じでしょうか。

 

このようにしてこれまでMVNOは荒稼ぎをしてきたと言えるでしょう。

 

もちろん、回線強化の投資をして、定期的に公表するようなまだ健全なMVNOもありますが効果は一時的なものです。

回線強化の余裕がある=利益が出ている=ユーザー数が増えている。

回線強化を行った→ユーザーが快適になる→新規加入が増える。

ユーザー数が増える→利益は出るが回線を圧迫していく。

ここにMVNOの避けられないジレンマがあると思います。

 

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パンク寸前、というかこの図は既にパンクしている笑

 

実際に僕が騙された!と思った事案

僕が以前使ったことのあるぷ○らモバイルのデータ量無制限!使い放題プランでは、使い放題と謳っておきながらまともにネットを見れるのは深夜帯だけで、土日に至っては1日を通してまともに使える時間はありませんでした。

 

契約して数ヶ月までは夢のように順調。

毎日youtubeを観たりして20GB/月くらい使用できていましたが…

徐々にアクセススピードが悪くなっていくのを体感し始めました。

解約する1ヶ月前くらいにはデータ量の少ないテキストこそなんとか表示されるものの、ページ内に画像が数点以上含まれているともはや繋がらない状態(タイムアウト)にまで陥っていました。

このときスピードテストでは実測10~8kbpsという信じがたい数字を弾き出しています。

この数字は、キャリアスマホでの通信制限速度の10分の1以下の速度です。

これで月に3000円も徴収されてたもんだから、良い商売ですよ。ホント。泣けてくる。

ちなみにこれは使い放題プランでの話です。

 

その前にも○天のデータSIMで7Gの従量制を使ったことがあります。

従量制の方は速度は幾分か出ますが、アクセス時間をストレスに感じるときがありました。

MVNOの仕組み的に、当然ですがキャリアほどの通信速度は期待できませんね。

 

 

泥沼のMVNO界隈に一石を投じたMVNO

 ネットでも「使い放題できねーよ!」「そもそも繋がらない」「動画・ゲームは諦めろ」なんて酷評が散見されていたMVNO界隈でしたが、

ここでようやく救済の手が舞い降ります。

 

CMでご存知かと思います。

UQ、だぞっ」でおなじみ、UQモバイル

ふてニャンがイメージキャラクター、Y!モバイル

 

僕はこの2社が、現状のMVNOでは最強じゃないかと思っています。

 

この2社は、キャリアの子会社、サブブランド的な位置付けです。

UQモバイルは、KDDIau)。

Y!モバイルは、Softbank

だからこそ、キャリアならではの圧倒的な資本で、テレビCMなんかバンバン流せちゃうんですよね。

あくまでMVNOですが、その中身はMNO(キャリア)と同グループ会社。

MVNO以上MNO未満だと思っています。

 

UQの例だと、KDDIの子であるUQは親の回線を借りますがレンタルで得た資金で親のKDDIも潤います。

KDDIが回線強化を行ったとすると、同じ屋根の下にいるUQもまた回線強化の恩恵を受けられる。

細い回線をこまごまと強化していくのではなく、そもそも太い回線にぶら下がっている。

家の面積が広くなると、間取りが広くなる。

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そんな関係性じゃないかな~と思うのですが、正式な仕組みは公表されてないっぽいのでそこは個人的な憶測です。

※当然、皆がUQに転がり込んだらUQユーザーの僕としては圧迫されそうで不安な面もありますが、キャリア傘下のためそう簡単には転ばないだろうと思ってます。

というより、まずこんな良いサービスなんだから広めたいってのがあるんですけどね。

 

 

※もうひとつCMでよく見るものに楽天モバイルがあります。

楽天はMNO/キャリアではないのですが、楽天市場を筆頭に多くの楽天グループで培ってきた資本があるのでCMにも積極的に参戦するMVNOになりました。

 

 

お分かりいただけただろうか…。

格安SIMMVNOの原理としては以上です。

キャリアを親に持つMVNOに至っては、そこそこの費用で回線の品質(安定性)・速度が良い。

俗に言うコスパ良し。

繋がらないとか、遅すぎるとか、そういうストレスが無くなりました。

音声通話も当たり前に途切れず会話できますからね。

ただし@docomo.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなります。

ですが、今の時代SMSやGmail、LINEなどでメッセージをやり取りしている人が大多数です。

スマホとアプリの普及によって、キャリアが提供するEメール自体、出番が少なくなりました。そもそもキャリアメールには使用権限だけで月300円ほど払うはずです。

上記アプリは無料です。

普段使用していく上で、不自由に感じる部分はもはや無いと感じました。

僕が契約したwifiルーターなんかもう優秀すぎてやっと安心できた、という感じです。

それではまた、別の記事で。